不動産投資の資金繰り
不動産投資が上手くいかない実例として、資金面での課題が挙げられます。
不動産投資の物件であるアパートやマンションの一室を購入して、投資の運用を始めます。
物件を購入する時には、頭金やローンを支払うことが必要ですが、この月々の支払が負担になる場合が多くあります。
この場合の収入とは、住宅の賃貸料となります。
用意した不動産物件に住み手が見つからずに、賃貸収入が得られません。
月々の支払いが、物件賃貸による収入を越えてしまうと、赤字になり経済的な負担が増えてしまいます。
また賃貸不動産は、定期的なメンテナンスや退去者の住居のクリーニングや原状回復にかかる費用も発生したり、台風や大雨で、建物のどこかが壊れてしまったりすることもあります。
このように、経年劣化により痛んだ部分の修復や予期せぬ事態での建物の修繕などが必要となります。
建物そのものの代金を支払うことに気を取られていると、こういった建物のメンテナンスへの支払いにお金をかけることが負担になり、アパートなどの投資先の魅力を損ないかねません。
いざという時の建物の保険に加入すると同時に、余裕のある資金計画の運用をしていくことが大切です。
入居者が出たら、必ず退去にかかる費用としてオーナー側も負担が必要となることを理解して、無理なく不動産投資をしていくことがおすすめです。