不動産投資物件の仕様
単身者用の賃貸物件であっても、近年では大きめの住居が好まれます。
敷地内いっぱいに住居を設けたとして、20㎡未満の住居をぎっしりと配置するアパートが多く見られました。
一人用世帯なら、どのような仕様の部屋でも良く、とにかく住居数が多い方が良かった頃には、敷地内にぎっしりと住居を配置するアパートでも、重宝されていました。
それは、安めに設定された家賃に魅力があったからです。
しかし昨今では、このような20㎡未満の狭い住戸ではなく、単身住まいでも20㎡より広い住居に人気が集まっています。
少し、家賃は高く設定する必要がありますが、広々とした居住空間で、暮らしそのものを楽しむ方が増えているのです。しかも、住居内の質にもこだわっているアパートが増えています。
単身者住居でありながら、ファミリー層向けのキッチン設備を入れる物件や断熱にこだわる住宅など、住みやすさにこだわりを持つアパートが多いのです。
こういったように、以前とは違う不動産物件の人気が出てきていることを、早めに察知することが大切です。
不動産投資用のアパート建設に必要なことは、住み手のニーズに合わせる事です。
単身者でも20㎡以上の住宅に住みたい方が増えているため、建築するアパートも広めに建築するなど、時代の変化とともに、提供する住宅も変容していくことが求められています。
不動産投資を失敗しないためには、借り手が望むものや生活でのニーズとなる部分を把握することが大切なのです。